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60. 「格差」とはなにか?

こんにちは。じぇいです。

9/2(金)をもちまして集合研修が終了し、同じ日に入社してから首を長くして待っていた配属発表がありました。ありがたいことに第一志望だった部署に配属が決まりました。9~12月までが仮配属期間、来年の1~3月までが工場実習、そして4月からいよいよ本配属となります。ここからまた新たなスタートラインに立った気持ちで、とにかく前向きに仕事に取り組もうと思っています。向き不向きよりも前向きに。

 

さて、これまでのブログで「格差」を縮めたいとしばしば書いてきましたが、ではその「格差」とは一体なんなのか。今回は自分の思う「格差」について考えてみました。

 

早速ですが自分の思う「格差」の定義とは、ビジネスになりやすい領域かビジネスになりにくい領域であるかの違い、です。「格差」の弊害を被っている領域は例えば、環境や貧困、教育の領域でしょうか。自分の経験上これらの領域で事業を行うことは難しいと考えています。

 

まずは「格差」の定義について説明します。ビジネスになりやすい領域には人が集まり、多くの人が集まるので問題が生じても多くの解決策が提示されます。一方、ビジネスになりにくい領域には人が集まりづらく問題に取り組む人の数が少なくなってしまいます。ビジネスになりやすいかなりにくいかはつまり、お金になりやすいかなりにくいかだと考えます。お金が継続的に循環するような仕組みがなければせっかくの事業が長続きしません。

 

ビジネスになりやすい領域で言えば最近だとIT業界でしょうか。ネットワークにアクセス出来れば世界中のどこからでも参戦出来るということで、多くの人にビジネスに取り組むチャンスが与えられました。その結果新たなサービスが加速度的に生まれ、GoogleFacebookに代表されるような国を動かすようなプレイヤーが登場してきました。もちろんこのような大きな企業以外にも、個人単位でサービスを展開しているプレイヤーも数多く存在しています。

 

せっかくインドのIT企業で半年間インターンシップをしていたので、その時の経験を書かせていただくと、インドでは日本で聞いていたようにIT業界が盛んでした。理由はいくつかあると思いますがその中の一つが、身分制度に縛られない業界であるということです。ヒンドゥー教ではカースト制度が廃止されたもののその影響はまだまだ残っていて、生まれた時から職業が決まっているケースが大半です。

 

しかしこのカースト制度が生まれた頃にIT業界はありませんでしたので、IT業界はこの制度に縛られていないのです。たとえ生まれた時の身分が低くてもIT業界にチャレンジでき、個人の実力次第では高収入を得ることも可能です。このように自分の運命を変えたいという思いと参入のしやすさが相まって、インドではIT業界に人が集まってきていました。だからこそIT業界が強いのだと感じました。

 

次に環境や貧困、教育がビジネスになりにくいと感じた体験を書いていきたいと思います。環境に関して言えば、インドのそれはそれは汚い空気を見て吸って来たからですね(笑)12月から1月にかけては前がまともに見えないほど空気の汚れで真っ白になります。しかしその光景を見ても動じないのがインド人…。「こんなの日常茶飯事さっ」と言って笑っていました。※もちろん問題に感じている方もいらっしゃるとは思います。

 

インドの環境問題の主要因が自動車の排気ガスでした。ディーゼル車が主流のインドでは、窒素酸化物や硫黄酸化物が垂れ流しのような状態になっていましたし、それを問題だと感じないインド社会の成熟度の低さが存在していました。環境に配慮した自動車に乗ろうと思えばコストがかさんでしまいます。年率で高い経済成長率を誇るインドですが、環境のことを考える国民はまだまだマイノリティーだと感じました。

 

貧困に関して言えば、2008年に起きたリーマンショックや2013年にフランス語で発売されたトマ・ピケティの『21世紀の資本』など、不平等がクローズアップされることが多くなったように思います。不平等に関して人々がなにも思っていなければこのような問題が世間に出て注目を浴びることもないでしょうから、不満や関心を持っている人々が多いという世相を反映していると感じました。

 

またインドに滞在していた時は貧困を非常に身近に感じました。三輪タクシーに乗っていて信号で止まったところに物乞いがやって来たり、電車から降りて改札を出たところに物乞いがいたりしました。一度上位層と下位層の間で経済的格差が広がりすぎてしまうとそれを縮めるのは容易でないと感じました。インドは生まれた時からつける職業が決まってしまうカーストの名残が根強く残っていますしね。

 

教育に関して言えば、学生時代キャリア支援の事業を立ち上げた友人がいました。その子がよく言っていたのは「優秀な人材が教育業界を目指さない…」です。教育が重要だとみんな心の中で思ってはいるもののそれを職業として選ぼうとする人が少ないと思います。かく言う僕も就職活動時、教育業界を見ていなかったかつ教育は重要だと思っている人間なので心が痛みます。

 

教育業界の課題として、雑務が多すぎて自分のやりたいことに取り組めなかったり給与水準が低かったりすることなどが挙げられるでしょう。膨大な事務処理をITの力を活用して自動化することは出来ないのでしょうか。ニュース等でこのような取り組みが始まっていると耳にするので期待したいと思います。「教育している時間」をいかに増やしていくか、まだまだ考える余地がありそうです。

 

以上、「格差」についてとそれにまつわる環境、貧困、教育について思うところを書いてみました。取り組みたい問題の方向性は見えてきたので、今後は各領域の本当の問題点をより具体化すべく日々学んでいきたいと思います。学生だから社会人だからといった身分は全く関係なく、学び続けることの重要性を感じる今日この頃でございます。ここまでお付き合いいただきありがとうございました。失礼いたします。

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